余所者
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余所者(よそもの)とは、他の地域あるいは社会から来た人のこと。
概念
集団意識や身内意識の強い閉鎖的社会に住む人は、外部に関する排他性を有し、見ず知らずの人に対して驚くほどに、冷淡な態度を取ることがある。また、都会と地方とを比較すると、地方のほうがこの傾向が強い。特定の場所で差別者から余所者に定義付けされた場合、病的な被差別者への睨み付け、横柄な態度で怒鳴りつけるなどの脅迫や、陰湿な舌打ち、社会的な無視など極端な嫌がらせを受けることもある。
参考文献
- 現代社会教科書研究会『新課程用 現代社会用語集』山川出版社 ISBN 4-634-05670-4